シルヴィア・グラブさんと川平慈英さんの「ショーガール」を観てきました。
これは元々、1974年から1988年にかけて、木の実ナナさんと細川俊之さんがパルコ劇場で上演されていた「大人の時間の大人のショー」だったんだって。
それを、三谷幸喜さんが新しく構成・演出されたんだそうです。
今年(2016年)の上演はアンコール上演。私は今回、初めて観ましたよん。
お芝居と歌、コント(?)で綴られたあっという間の時間で、笑ったしうっとりしたし楽しかった~また上演されたら絶対観に行きます!
オープニングはちょっとしたお芝居。お年寄りのふたりが公園のベンチで隣り合い、ふと昔の恋人じゃん!となって昔話をするんだけど、ちょっとずつかみ合わなくなってくる。
そこでお互いのフルネームを確認しあったら、まったくの他人だったっていうね(笑)
ビアさんのおばあちゃんも、慈英さんのおじいちゃんも なんだか本当にいるお年寄りみたいで可愛かったわ~。
次はもう、お芝居じゃなくてコントだったと言っていいと思う(笑)慈英さんの料理評論家が破壊的に可笑しかった~笑いすぎて涙出たし!
そして「淋しい探偵」というショートミュージカルへ。猫アレルギーの探偵、慈英さんがビアさん演じる謎の派手な女に依頼を受け、地味な女の調査に乗り出すが、調べるうちに地味女と恋に落ち・・・というお話。
ビアさんが派手な女と地味な女を演じ分けるんだけど、忙しいったらない(笑)でもたっぷり歌ってくれて満足。慈英さんも歌声ステキでしたよん。
そんでこの探偵さんいちいち、「ここは~♪ ニューヨーク!・・・じゃな~い~♪」って言うのだけでもオカシイのに、ニューヨークじゃなくてどこなのとなったら
「♪ ここはとーきょう、みたかーし、しもれーんじゃく(東京三鷹市下連雀)」
マニアックだなぁおい!!(笑)
このへんの遊びはさすが三谷さんって感じ?笑った笑った~
ミニミュージカルが終了したらそのまま後半のショータイム。まー歌うこと歌うこと、パンフレットみたらメドレーも合わせて24曲ですよ!
タップも踊るし衣装替えも忙しいし、まぁ本当に贅沢でした。
Unforgettableでうっとりしてたら恋の奴隷やら浪花節だよ人生はとか(笑)ビアさんのコブシ初めて聴いた(笑)
楽しかったなぁ!三谷さんをはじめビアさんも慈英さんもお忙しいでしょうけど、ぜひまた、やって欲しいと思える演目でした~
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