オタクが主人公だったり、オタクサークルの話ってのは結構ありますが、どれも面白い。何故なんでしょ。
まぁ話を大げさにしやすいというのもあるし、どんなに大げさにしても実際にいそうだったりもするし(笑)
「オタク」という人種が、認知され許容されてきた結果ということでしょうか。
オタクだった過去(?)を隠して楽しく明るい生活を送るべく、杜の宮高校に入学した主人公、滝沢くんの受難の日々。
お約束の「暗黒面を持つ万能の生徒会長」だのコスプレイヤーの巨乳女子だの同人ボーイズラブ作家女子だの(あれ?『げんしけん』そっくり??)、その人々の濃さったらありません。
著者の阿部川キネコ氏、某4コマ誌で整体師ギャグも描いてますが、その独特のセンスはクセになる妙味。
女性名を名乗った男性じゃないのかとずっと思ってたんですが、女性だったんですねぇ。
永野のりこ氏といい勝負の、男性オタクへの理解ぶり。
自分がオタクでなくても楽しめます。
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