今年前半、観たお芝居の感想を書いていく~。
ミュージカル「キング・アーサー」
これは感想記事を書きました
観劇後にサントラ買って、鬼リピしてましたw
今月(2023年7月)、来月とWOWOWで放映されますね♪
ミュージカル「スター誕生」
ちょっとご縁ができた方にお誘いを受けて観てきました。私の年代には刺さるタイトル、そして内容でした~
明らかにあのアイドルですよねこれ・・・的なのも面白かったし、
「そんなことあるかいw」というツッコミ待ちだろと思う誇張も楽しかったw
そして皆さん歌がすごくうまい!雅原慶さんのお歌はもっと聴きたかったなぁ
ファースト・デート
村井良大くんと桜井玲香ちゃんがブラインド・デート(一度も会ったことがない二人がするデート)をする、という内容でしたが
すっごい!
楽しかった!!(笑)
恋愛に奥手だったり、臆病だったりするふたりが、相手に侮られまいと虚勢を張ったりするんだけど、その様子がものすごくかわいかった~
これは再演するならまた観たいです。植原たっくん演じる、玲香ちゃんの親友がとにかくサイコーでしたw
キングダム
2月は主にキングダムに通ってました
感想記事はこちら
熱かったなぁキングダム。
4月に博多座へも行けたんだけど、帝劇上演から2か月経ったら嬴政・信役の若手の子たちが特に変わってて、「吸収力・・・!」ってなりました。
千穐楽は配信してくれて、嬉しかった!
ミュージカル「バンズ・ヴィジット」
トニー賞をたくさん受賞したこの作品、ゼッタイ日本でやるよね?!と期待していたので、上演決定を聞いたときはホント嬉しかったわん。
特別なものは何もない場所で、自分に何か特別なことが起きるのを待ち望んでる人たち。
その待ち望む気持ちがちょっとした過ちを呼び込んだり、その過ちをずっと抱えて生きてたり。
文化も教養も、言語も違うひとが紛れ込んだことで浮き上がる、日常に潜む齟齬や誤解。
悲しくもなるけど、それでもやっぱり求めあうことでしか人は繋がれないんだなと感じました。
これも音楽が良くてサントラ鬼リピしたわよん
笑の大学
内野聖陽さんと瀬戸康史さんの二人芝居、作・演出は三谷幸喜さんと聞けば観ないわけにはいきません
はじめのうちは、意地悪い検閲官につかまっちゃった座付き作家の災難に見える。
んだけど、お話が進んでいくと作家の感覚の方がヘンに感じてくるのが面白かった。
単純にやりとりも面白いんですが、物語が進むにつれて、強さが逆転していく過程も良くて、それだけに決裂したかに見える終盤は苦しかったし怖かったです。
二人芝居ってだけでもしんどそうなのに、それぞれすごく難しそうで、さすがこのお二人での芝居・・・と感嘆いたました。
2023年6月にWOWOWで放送されましたね。また再放送があるかもしれないので、チェックしておきたいわん
三谷幸喜「笑の大学」 | ステージ | WOWOWオンライン
ミュージカル「おとこたち」
ミュージカル「おとこたち」 | PARCO STAGE -パルコステージ-
誰にでも、どんな人生を送った人にも老いと死は必ず訪れる、という事実を突きつけてくるんだけど、それが「むなしいですよね」「かなしいですよね」じゃなく、
「おもしれーもンだよな!」
っていう明るく突き抜けた絶望があるの(笑)
私は皮肉や悲哀より、むしろ賛歌を感じましたよん。
作者の岩井さんと、お父様の確執についてはご本人がいろいろなところで話されてますが、強烈すぎて「わかります」とはとても言えません。
でも傷つくことがあると、あえてその衝撃を何度も確かめてしまう、という行いはすごくわかる・・・いつか何も感じなくなることを期待して。
結局は時間ぐすりなんですけどね~。
これもWOWOWで放送があるね
ミュージカル「おとこたち」 | ステージ | WOWOWオンライン
ミュージカル「ジェーン・エア」
本当に美しい舞台でした~すべてに品格があり美しい。屋比久ちゃんジェーンで観たんですが、生命力があり賢く、意固地なジェーンすごく良かった。
芳雄さんは粗野さが足りなかったと思うw
個人的には吉原光夫さんでロチェスターが観たいな~私の愛する小西遼生さんでも!
ミュージカル「SPY×FAMILY」
原作漫画もアニメも好きなだけに、どうやって舞台化を・・・と少し不安を感じていましたが、ものすごく楽しかったです(笑)
アーニャがかわいい!ってだけで終わったらどうしようと思いましたが、そんなことはなく。
面白くて楽しくて、でも「こどもが泣かない世界」「身近な人が笑っていられる世界」を作りたい守りたい気持ちがちゃんと織り込まれてた。良い作品だなぁと思いました。
曲も良くてたのしかったわん。
フィオナの出番必要でした?とは思ったけどw(乃々華さんに問題はないのよ~)
主要キャラはダブルキャストでしたが、私は森崎ウィンくんと唯月ふうかちゃんで観ました。
ふたりとも大好き~
続編が作られるといいな~
ミュージカル「ジキルとハイド」
石丸幹二さん・柿澤勇人さんの両方を観たんですが、もうとにかくカッキーにやられてきた。
「This Is the Moment-時が来た」 も素晴らしかったんだけど、なんせあなた!
「Confrontation-対決」 がもう凄くて!
客席の温度が一気に昂ったのを感じたわ~。
今後、定期的に演じるようになるのかな・・・ぜひぜひまた観たいです。
そして鑑賞後はもれなく「ミュージカル フランケンシュタイン」が観たくなるよw
ラビット・ホール
ラビット・ホール | PARCO STAGE -パルコステージ-
不運と不注意が重なって、幼い子供を亡くしてしまった夫妻の、再生の物語。
お芝居の表現としてある、大声で叫んだり、どう悲しいのかを言葉で説明したり、というのがまったくない。
淡々と進んでいくのがよりリアルで苦しいと感じたお芝居でした。
むかし、ニコール・キッドマンの映画を観たんですよ。それで印象に残ってたんだけど、今回の舞台は自分が親になってから観たってこともあり、本当に胸に迫ってたまらなかったです。
成河くんと宮澤エマちゃんの、今回の舞台版で大きく感じたのは母性と父性の違いでした。
それぞれ、亡くした息子への思いを抱えながら、パートナーの行動に割り切りを感じてイラついたり。
少しでも前を向きたくて行うことが、ひどい裏切りに感じたり。
一番近くにいて、その苦しみを最も分かり合えるはずのふたりが傷つけあってしまう。観ているこっちも「そうだよね」と「どうして」の両方に引き裂かれて苦しい。
それでも、大きすぎる悲しみにのみ込まれてしまいそうになりながら、戻ってくるふたりの姿に希望を感じました。
あとね、少しでも落ち度を認めてしまうと負け、なアメリカで、ちょっとだけスピードが出過ぎていたのかもしれない・・・と告げる少年の、贖罪の気持ちがたまらなかった。思い出すと今でも泣く(涙)
ミュージカル「マチルダ」
ミュージカル「マチルダ」|Matilda The Musical
子役ちゃんたちをはじめ、キャストさんは素晴らしかったし美術も音楽も素敵でした。
お話はさすがイギリス・・・という感じで、実はわたしはあまり好きじゃない。すまぬ。
なんかこう、階級差とか知能差を笑いにつなげる感覚がふしぎなんですよねぇ。
ミュージカル「エリザベス・アーデンvsヘレナ・ルビンスタイン」
エリザベス・アーデンvs.ヘレナ・ルビンスタイン -WAR PAINT-
エリザベス・アーデンのボディクリームを今でも愛用し、ヘレナ・ルビンスタインのマスカラに感動したわたくしが、これを観ないわけがない(笑)
明日海りおさん・戸田恵子さんの着せ替えを観るだけでも楽しかった!!!
セットもファッショナブルで素敵~。曲は難解でわかりにくかったけど・・・
華やかな世界の裏で、愛憎や嫉妬、駆け引きが行われているのは予想通りですが、このおふたりの出自が良くなかったのは知らなかった。
自分の才覚で稼ぐ女の、どこが悪いってんですかねまったく。
差別に負けず、闘い続けた女たちが最後の最後にちょっと共感するところ、すごく温かい気持ちになりました~。
セトウツミ
もう爆笑したよねw
もともと原作漫画のファンなんですが、頭の中で行われてた応酬速度と舞台版がバッチリあってて本当におもしろかったw
押す・引くのバランスも絶妙で、これかなり稽古したのかなぁ~それとも感性で成り立ったのかしら~などと思っちゃいました。
田中真二役の納谷健くんがとにかくツボw
すごく楽しんでホクホク帰途についたんですけど、この日は記録的な大雨で電車が止まってしまい。
いつもなら1時間で帰りつけるところ4時間かかったのも、今となっては良い思い出です(笑)
パラサイト
すみません、Not for meでした。
とはいえ、俳優陣はすばらしかった~特にキムラ緑子さんはものすごかったです。ドリさんグレイト。
何が私にハマらなかったのかを考えてみたんですけど、語弊を恐れず言えば生理的に嫌だったとしか言えない。
笑いを必要以上にスキマスキマに挟んでくるのが、特にダメだったみたいです。
ハリー・ポッターと呪いの子
藤原竜也さんファンの息子氏と共に、ほんとうなら昨年観られるはずだったハリー・ポッター。
昨年は客席に着き、開演時間を過ぎてから中止をくらったというね。息子氏と「トラウマ~」と言いつつ出かけていき、もちろん今回はちゃんと!観ることができました♪
いやもう本当に魔法で、どうやってるの・・・?ってシーンの連続でした。ほぉぉ・・・?!って思ってるうちに終わるw
楽しかった~
石丸さんの再登板が予告されたので、次は石丸さんで観たいなーと思ってます。ロングラン上演が続きますように。
音楽劇「ある馬の物語」
今年前半でいちばん、回数を多く観た。これは感想記事を書きました
最推しの遼生さんが出ているだけでなく、大好きなテイストのお芝居でハマりましたね~。
兵庫公演はこれから。大成功しますように!
ヴィクトリア
大竹しのぶさんのひとり芝居。たったひとりで、衣装もセットもそのまま。で、幼女から老婆まで演じるという作品でした。
もうね~とにかく、しのぶさんが凄いとしか言えず。あらゆる年代の姿勢と声、表情がカンペキなんですよ。
今、いくつくらいなのかが瞬時にわかるという。
孤独な幼少期、愛を求めても裏切られた若い時代、少しずつ狂っていく中年期・・・と、どんどん状況が酷くなるにつれ、その身は洗いざらしになっていく。
女というだけで生きづらい時代のお話で、愛を求め得られなかった時の痛々しさは現代の比ではないなと感じました。
作ったのはベルイマンだそうですけど、女性の生きづらさをテーマにすることが多かったのかな。
だいぶ以前に観た、「秋のソナタ」もベルイマンでしたね。
ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル
Moulin Rouge! The Musical 帝国劇場
も~~~ひたすら!楽しかった!!
女性出演者のお尻がキレイでキレイでずーっと見惚れてたw
お話は悲恋ものなんだけど、やりすぎでは?!ってくらいヒット曲が続くのでとにかく楽しい(笑)
私が観た回は甲斐翔真くんと平原綾香さん、橋本さとしさんでした。みんな素敵だった~
そしてね、席の前後に外国の方がいらしたんだけど、やっぱり楽しむのうまいよね。曲に合わせて体をゆらして、本当に楽しそうだったんで私も便乗してきましたw
ムーラン・ルージュの公演はまだまだ続くので、これから観る方も多いでしょうね。
楽しいですよ!そして「スタイルよくなりたい!」って思います。きっと。(笑)
ミュージカル「DEVIL」
2021年に「プレビューコンサート」として上演されたときは、私の愛する小西遼生さんが出演されておりまして、足しげく通いましてね
すっっごく好きなテイストだったんで、本公演があるのを心待ちにしてたんですよ。
そしてやっと!本公演上演のお知らせが!!と思ったら、キャストのほとんどが変わっていたというね・・・
推しが出ないのは残念ですが、曲も展開も好きだったんで観に行きました。やーもう、歌で殴られてきたとしか言えない(笑)
プレビューコンサートはジョンかグレッチェンのどっちかが死ななきゃならんのか、というやるせなさがあったんですが、本公演はハッピーエンド的になってたのが印象的でした。
夢オチ・・・?ってまぁ、思いましたけどもね(笑)
意味深な演出や出演者の熱量は正直、プレビューコンサートの方が好きでしたけど、華やかでダイナミックな本公演も素敵でした。
8月は観劇をちょっとお休みして(まったく行かないわけではない)、9月はスリル・ミーやラグタイム、生きるに行く予定です。
以前のようには出歩けなくなったけど、その分より一層、ひとつひとつの作品を大事に観ようと思えますね。
と、いうわけで7月までの観劇記録でした~
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