時間が出来たらブログの更新しよー
とか思ってたら全く時間が作れなくて困ってしまった52歳まみろうです。
年齢とともに、1日に出来ることの総量が減るもんだわねぇ。
ほほほほほ(弱笑)
時間は「ない」んじゃない!作るもんなんだ!と会社員時代は部下の皆さんにハッパかけてたわたくしですが、今や全く締まりのない日々を送っております。
タスクマネージメント?はて?どこかで聞いたような気もするのぅ・・・と空を見上げる老人のような有様でございまして。杖ついてね。杖は持ち手の上がくるくるってなってるやつね。雲みたいな。(どうでもいい
ま、実際私のブログの更新が滞って困る人もいないし何の問題もないんですけど・・・
ひとつだけ不都合があるとすれば、観たお芝居の感想を書くのがどんどん遅れてしまうってことで。
それだって私個人の記録みたいなものなんですけど、ブログに書くまではパンフレットをしまわない、なんてことを決めていたらですね、PCデスクの上が占領されてしまいまして、上の写真のような状態になっております。
誰だよホント・・・
「片付けが出来ねぇやつは仕事も出来ねぇんだよ!!」
とか言って年若い部下の皆さんのアタマを張り倒してたのは・・・
マジほんとすみません(深々
でね、とりあえず仕切り直しパンフを片付けるためにも、ここでまとめて書いておこうと思った次第でございます。
いつの分から書いてないのかなって思ったら、昨年(2016)10月に観たミス・サイゴンからだった。放っておきすぎだろうて。
ミス・サイゴン、私が観た日はエンジニアがダイアモンド・ユカイさん、キムがキム・スハさん、クリスが小野田龍之介さん、ジョンが上原理生さん、エレンが知念里奈さん、トゥイが藤岡正明さん、ジジが池谷祐子さんでした。
タムは・・・タムはわからん。覚えてない。すまん。
この日の感想はもう、ただただ お歌にヤられて帰ってきたとしか。特にキムさんがあまりにも素晴らしすぎて、ずーっと泣いてたよ私。ものすごい歌声だった。
そしてお席がね、帝国劇場の前方5列以内のセンターという、今後はないだろうなと思える席で素晴らしかった(笑)
後ろのお席の年配の女性が、ずっと文句(女性の露出が多いとかね)言ってたのはご愛敬だったけどね。うん。そういうのは、劇場出てからの方がいいと思うよ~
お話はね、ミス・サイゴンて本当に酷い話だと思うし、クリスが嫌いでしょうがない。
女たちが必死で健気なのに比べて、男どもはなんて役立たずなんだよ!と思っちゃうし、ラストのキムの決断も、ブイドイにしないためとはいえ、タムが幸せになれるとは思えない。
なので何度も観に行きたいとは思えないんだけど、公演があれば1度は行っちゃうだろうな、今後も。歌を聴きにね。
11月の頭には、山口祐一郎さん涼風真世さんの「貴婦人の訪問」再演に
うちから比較的近い、北千住のシアター1010で観ましたよん。
これもお歌を聴きに行った感じ。涼風真世さん、石川禅さんが歌うお歌が特に好きで、忘れられなかったので再演も行っちゃった。
マチルデ役が変わって今回、瀬奈じゅんさんだったんだけど、私の中にあった瀬奈さんのイメージとかなり違って、可憐で可愛らしいマチルデでちょっとビックリ。男前な印象があったもんで・・・
そしてマチルデが初演以上に可愛らしかったことで、作品の印象も少し違ってたのよね。
私は再演の方が好きでした。あまりにも曲が好きすぎて、ウイーン版のサントラを買ってしばらく鬼リピしたという。燃えるわよサントラ。特に「世界は私のもの」がね!(鼻息
11月半ばには、銀河劇場で上演してたミュージカル★マーダーバラッドに。
お話は昼メロ的(w)だったけど、刺激的なミュージカルで楽しみましたよん。平野綾ちゃんはエドウィン・ドルードの謎以来だったかな。全く印象の違う、惑う人妻(でも少女っぽくもある)で良かった。
橋本さとしさんが、あまりにも不器用で優しい旦那さまで、これまでの役の印象からは意外な感じ。でも地にはこっちの方が近いんじゃないのかなって感じたな。
全編セリフなし、歌でつなぐんだけど、なんせ歌ウマさんしかいないんでストレス全くなし。濱田めぐみさんもセクシーで良かった~
中川晃教さんはこの時、CHESS以来だったんで、不良ぽいというかヒネてる役似合うなーと思ってたの。
その後、フランケンのカーテンコールやらでお人柄を知り、印象が変わるわけですが(笑)
意外なラストといい、オルタナティブだったりプログレだったりするロックサウンドといい、トリュフォーみたいな演出といい、私にはどストライク。欲をいえば、もうちょっと音響の良い劇場で観たかったな。
11月の下旬のとある日は、マチソワでふたつの舞台をはしご。昼の部は紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(なげーよ)で、「木の上の軍隊」
出演者は私の大好きな山西惇さんと松下洸平くん、普天間かおりさんだけ。ヴィオラの演奏と、かおりさんの歌声が印象的な舞台でした。
蓬莱さん作(原案は井上ひさしさん)、栗山さん演出というだけで好きに決まってるって思ってたけど、思った以上に好きだった。というか、観て良かった。泣いちゃうとか、そんなんじゃ追いつかない感覚があった。
沖縄の現状は、暮らしたことがない私には「わかります」とは言えないけど、知らなくていいことではないと思う。戦争・武力と沖縄についてはもちろん、「信じる気持ち」が生み出すものについても、考えるきっかけになったお芝居でした。
こちらの公演に先駆けて、初演の新兵・藤原竜也さんVer.がTVで放映されましてね。そちらも観ましたが、洸平くんの新兵よかったなぁ。フレッシュかつ、ちょっと浮世離れした南国の青年がぴったりで。
機会があれば息子に観せたいと思った芝居のひとつ。
同じ日の夜は、東京芸術劇場プレイハウスで上演されていた「扉の向こう側」
これね~、めっちゃ面白かった!一路さんが可愛くて可愛くて!泉見さんがすっとぼけてて!壮さんがすごいプロポーションで、岸さんが怖くて光夫さんが老いぼれてて(笑)
ストーリーも演出もセットも、大好きでした。SFなんだけど懐かしい感覚というか、大人のシチュエーションコメディでもあり、人生の選択とは、って問いかけでもあり。ジンとくるハッピーなラストもとても好きでした。
これはもし、またあったら観に行きたいし、人に「どうだった?」って聞かれたら「観に行って!」と勧めたい作品でしたわ。
11月の締めは新国立劇場小劇場での「スルース~探偵~」。
2人芝居の片方の役がダブルキャスト、しかも日によって入れ替わりではなく、期間で入れ替わるというものでした。私は新納さんVer.しか観られなかったけど、音尾さんのも観たかった~
分類としては推理ものだと思うんだけど、心理スリラーみたいな作品で、「えっ」「あれっ」の連続。どう転ぶのか全然わからなくて、これは一度、仕掛けがわかってからまた観たら楽しいぞ!って思った。観られなかったけど(悔しい
マイロ役の新納さんが可愛くてカッコ良くて、ああもう大好き(笑)アンドリュー役の西岡徳馬さんの運動量がすごくて、観ててちょっと心配になったのは内緒です。
上質で面白い作品でした。私の愛する小西遼生さんにも、マイロ役やってほしいと思った~
まとめはまだ続きますが、いったんこの辺で。ひとやすみ~(疲れたらしい
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