2015年7月19日から7月25日にかけて、ラドンナ原宿と1624TENJINで行われた、小西遼生さんのLIVEに行ってきました。
遼生さんはずっと所属されていた事務所を 5月末に退社されておりまして、そのお知らせを聞いたとき一番初めに頭をよぎったのが
「ライブはどうなるの?!」
ってことでした(笑)
そんなわたくしの心配をよそに、遼生さんのブログでLIVE開催のお知らせが!!(大喜)
友だちと手に手をとって喜びましたとも。
しかも今回はラドンナで6回、大阪高槻で3回の全9公演やるという。
欲張ったところで何公演分も取れないよなぁ~と思っておりましたが、たくさんの方から友情で援護をいただいて、思いがけずたくさん行けました。
ありがとう、ありがとう!!(感涙)
そのうち良い事あるからね、みんな!(たぶん)
さてさてそれでライブですが、エピソードについて何日の出来事だったのかもう、思い出せない(笑)なので思い出したことだけ書いていきます。前後することもあるかと思いますがご容赦ください。
今回はお衣装はずっと同じで、インナーのTシャツだけ変えてました。スーツはハーフパンツのセットアップなのかな。
生地がリップルみたいな、表面がぽこぽこしたやつで夏っぽかった。あれなんて生地なんだろ。絞りとは違うけど、浴衣とか甚平でよく見る生地のように見えましたよん。
グレーがかった紺に近い色で、暗いトコで見ると黒っぽいんだけど、ライトが当たるとブルーグレーに見えました。袖はまくりあげてるし脚はひざ下がまるっきり出てるしで、フォーマルではないけど軽やかで可愛かった!!
Tシャツは紺の丸首だったりベージュ(というよりラクダ色・・・?)だったり、ネイビーのボーダーだったり。高槻での最終公演では、イエローのラインがアクセントに入ったボーダーTシャツでこれまた可愛かった~(喜)
1曲目は「ヘイマスター」。19日21日の公演では、ギターをぽろろーんと爪弾いて始まってたけど、後半のいつからだったか?遼生さんの気合の入った
「はいっ!」
って掛け声で始まってた。それがなんだか、だんだん演者の皆さんが結束していく感じが伝わってきて、好きだった~。
ヘイマスターは昨年の小坂さんとのライブでも聴いたけど、その時は男くさ~く歌ってて、カッコいいなぁ~と思ってた。ところが今回はですね、これがやたらと色っぽい(汗
どうした?!どうしたんだ遼生!!(お前がどうした
1曲目からこれで大丈夫なのか?!と 並んで座ったお友だちとウヒウヒ喜んでいたら、2曲目が「感じてきちゃう」。
輪をかけて色っぽく歌うので 嬉しすぎて笑いが引っ込んでしまい、ひきつった顔になるわたくし。
心の中でずっと
「死ぬかもマジ死ぬかも」
と、思ってました(真顔)
2曲終わってMC。19日はたしか、
「楽しみ過ぎて眠れなかった」
って言ってた(笑)今回はオリジナルと邦楽のカバーをおおくりします、という話から次の曲に。
3曲目は「パンドラの箱」(箱はこの字でいいのか分からない)
お友だちに昔のCDを聞かせてもらったことがあるんだけど、私その時はあまり好きと思わなかったんですよ。でも今回は聴くたび涙出るくらい好きだと思ったわ~。
曲の後半で「あ─あ─あ─あ───」って伸びるとこがすごい好き。公演数を重ねるたびに、声の説得力が増しててどんどん好きになりました。
続けて4曲目「生きるもの達」。この曲も聴き入っちゃう曲で好きでしたけど、出だしの
「たとえば僕がこの世に生まれていなかったとしたら 今とは違う人生を送ってた人が」
ってとこ、思わず自分を指さしたのは私だけではないはず。遼生さんがいなかったら・・・つか芸能人じゃなかったら、私更年期ひどかったろうなぁ(笑)
ありがとう、おかげで夫が呆れるほどに元気ですわ!
ここでまたMC。今回なんで邦楽ライブにしたかって話を。事務所を辞めたタイミングで、自分を応援してくれてる方たちに、自分が生んだ言葉を伝えたいと思った、って話と、単純に
「英語覚えるの疲れた」
って(笑)でも勉強中だそうですよん。
そして5曲目、「GREEN TUNNEL」。赤坂ブリッツのLIVEで1回しか歌ったことない、って言ってたけど、爽やかな曲で高音部がステキ。可愛らしい声で歌う遼生さんをうっとり眺めていましたとも。
6曲目「JOY」の前には、
「この曲はみんな知ってると思うんだ~」
と言ってた。最初は「サビくらいは知ってると思うんだけど・・・」って控えめ(?)だったのに、公演日が進むにつれ
「ぼくを応援してくれているなら、知っていると思う。知っていてほしい。知っててくれ」
ってなんとなく強気(風味)だった(笑)
ギターを持たずに歌うのも少なかったんだけど、JOYの時は特に、軽やかでホント楽しそうだったな~。高槻の最終公演では客席にちょっとだけ降りてきて、私の真横で歌ってまして、
「この細腰に後ろから抱きついてもいいだろうか」
と悶々としていたのはヒミツです。自制出来た私エライ。誰か褒めて。
で、次からカバー曲。7曲目が美空ひばりさんの「お祭りマンボ」。会場に来てた小さな子に
「世代的に知らないよね」
とか言ってましたが、この曲1950年代ですよ(笑)私だって生まれてないわい!
最初は戸惑ったけどこれが楽しかった(笑)
遼生さんがお祭りマンボ歌うのもビックリだったけど、個人的にはお祭りマンボに牛山玲奈さんのヴァイオリンがのってたのが驚愕だった(笑)
途中で「はぁ~」ってため息つくとこがあって、別に色っぽい声出そうとしてないのに 表情も声も元がセクシーなもんだからこっちが色っぽく受け止めてしまい(私だけか??)椅子から飛び上がりそうになった(笑)
めっちゃ楽しく盛り上がった後は8曲目「サマーヌード」。最初の頃は何も言わず曲に入ってたけど、公演数が進んだらここでまた色っぽい声で
「お祭りの後は・・・火照った体を冷ましに・・・海に行きましょう」
とか言うように(笑)
サービスか。サービスなのか!!(嬉)
色んな言い方してましたが、強烈に残ってるのが ささやき声で
「一緒に海へ行こうよぅ・・・水着とか着ちゃってさぁ・・・」
って言ったやつ。その日は一日その声が頭ぐるぐるしてた(笑)
サマーヌードは遼生さんの声もステキだったし、ピアノもヴァイオリンも良かったけど、大嶋吾郎さんが波の音とか色々効果音を入れてくれてて、それがとっても好きでした。
すぐに9曲目、山下達郎さんの「僕らの夏の夢」。
「皆さんの思い出深い夏を、思い出して聴いてみてください」
って言ってたかと思うと、いつかの公演では
「思い出せる限り昔の・・・思い出せる限り昔の」
なんで2回言った(笑)
歌ってる時はピアノが、間奏はヴァイオリンがすごく印象的だった。この曲もゆったり聴き入るアレンジで、遼生さんは
「僕の夏のイメージはこんな感じ」
って言ってましたね。サンバとかレゲエとかじゃないのね・・・うん、そうねわかるわ(笑)
会場のお客さんに
「夏だぜ~ヒュー!!って感じになる方います?」
って聞いてたけど、どの回もほとんど手が上がらない。その反応を見て
「さすが僕のLIVEに来て下さる方たちですね」
って(笑)
数少ない手をあげた人の中には、私がいましたが。
次の曲はなぜか途中から変わったというか、やらなくなりました。単に時間の都合とかかもしれませんが、事情があったのかも知れないのでここでは伏せときます。
でもこうやって書くから、遼生さんに「ネットは怖い」とか言われちゃうんだよねきっと(笑)
次はまたオリジナルに。10曲目「恋のはじまり」。
私は初めて聴きましたが、遼生さんには珍しく恋の高まりストレート!な可愛らしい曲で楽しかった~!
職業ミュージシャンじゃないから、実体験やその時の気持ちを反映して曲を作っちゃうと話してたので、きっとこの曲はそんな気持ちの時に作ったのね~。
と思ってニヨニヨしながら聴いてましたとも(ニヤニヤ)
11曲目も私は初めて聴いた曲、「LIVE」。ライブでなくリブ。これもバラードでしっとり聴き入りました。
この曲ね、なぜか私には、これまでの人生に起きたこと、人生の節目や転機に起きた、決して幸福ではないけど必要だったと思える出来事を想起させる曲だったの。
歌詞とは全く関係ないんだけど、そうだった。
遼生さんの歌を聴いてると、風景が見えることが多いのよね。声がもうどうしようもなく好きって事の他に、忘れてた景色が蘇るから、私は遼生さんに こんなに惹きつけられるのかもしれないと思った。
そんな漂うような、浮遊するような気分になったところへ12曲目「飛魚」。
私に泣けというのですね!!(滂沱)
飛魚は毎公演、一番アレンジが違ってたんじゃないかな。吾郎さんの特殊効果ボイスがどんどん増えて神秘的になってて、これまた感激(涙)
13曲目の「アカルイミライ」の前には、応援してくれる皆さんに本当に感謝していること、今までもありがとう、これからもよろしくお願いしますとご挨拶。
ここでちょっとMC。事務所を辞めて今フリー、ってネタを言ってました(笑)
「スネなんか出しちゃってねぇ、開放感ですよ」
とか(笑)
「これだけ公演数増やしたのも、できるだけたくさんの人に、自分の言葉でちゃんと伝えたかったから」
って話してて、欲張って何公演も行ったわたくしは ちょっと胸が痛んだりしましたが(汗)
そうは言ってもじゃあ次は欲張らないのかと聞かれればそれは分かりませんけどね(早口)
アカルイミライは聴いたことあるけど、今回すごく力強くて素敵でした。まさにこれから、また一歩先へ踏み出そうとしてる今の遼生さんとリンクしているようで、心から
「がんばって!」
って気持ちになりましたとも!
「次が最後の曲です」「えぇええーーー」「(言い聞かすように)けっこう歌った。」
というお約束(笑)があり、ラストの曲へ。
14曲目は「バイバイ」。これが生歌で聴けたのが本当に嬉しくて嬉しくて泣けた。この曲大好き。
でもね、ライブで聴いた弊害もあって、生で聴いて以来、ミニアルバムに入ってるバイバイ聴くと物足りないのです!!
どうしてくれる~!!(涙)
ここで一旦退場したあと、すぐに出て来てアンコール。最後15曲目は、もう絶対これって決めてると思われる「TIC TAC」。
これがね~、もう、毎回ヤバかったのよ奥さん!!(鼻息)
もともとこの曲色っぽいけど・・・なんなんだ本気で落としに来てるのか?!(違)
たくさんの方が色々好きなポイントをお持ちだと思うんですけど、それらを全部ぶっこんで来ただろ!!と肩を掴んで揺さぶってやりたくなるくらい色々とヤバかったです。
小西はオトナでした。かわいらしい男の子と侮ってて すみませんでした(瀕死)
全体的にサクサクと曲が進んでMCは少なめ。歌をたくさん聴いて行ってね、というライブでした。
曲作りについて20歳そこそこから作り始めて、どの曲も
「出だしネガティブ、最後ポジティブ」(笑)
それは自分の性格というか、気質が出てるみたいな話を毎回してました。
今よりずっと若い時から、前に進みたいと思う気持ちがあることと、何かひっかかることがあると必ず立ち止まって考えないと進めないってことも。
そして立ち止まって考えた時に、必ず自分自身ではない何か、誰かが背中を押してくれて、自分は進んでこれた。そのことに本当に感謝していると話してました。
背中を押すのはお仕事の関係の方だったり、家族だったり、お友だちだったりもするでしょうけど、私たちもちょっとは 遼生さんのお仕事の励みになってるよね。
そう信じたいわ~。
ラドンナでは本当にお話が少なめだったんだけど、高槻のLIVEでは楽しいお話多かったですね。関西ではアクシデントが起きやすいのか?24日に食事に行ったお店でのお話とか、散歩で行った神社にいた猫の話とか。
特に食事に行った店のおばあちゃんの話がおかしくて笑った(笑)
バンドの方とスタッフの方と5人で行ったのに、ビールと一緒に運ばれてきたコップはなぜか6個あって、運んできた73歳のおばあちゃんが
「一緒に、ね」
つって飲み始めた(笑)初めて行ったのに、
「お久しぶりです~」
なんだその自由さ(笑)そしておばあちゃんは、まったく意味の分からないお話を続けて
「めちゃめちゃや」
と〆て去った(笑)もう客席爆笑(笑)
そんなことしてたら、厨房からお店の旦那さんが「マジで?!」と叫ぶ声が聞こえて、戸がガッと開いて遼生さんを指さし
「ホンモノ?!」
聞けば牙狼ファンだったそうで、すっごい近い距離に来て、牙狼の各話エピを話して来たって(笑)
ドヤっとした顔で「ザルバいないの」と旦那さんが言うのを、牙狼を知らないらしいスタッフさんが
「ざる?ざるって何ですか」
「もうねややこしいの(困り顔)」
おっかしい(大笑)
帰りも旦那さん、
「歩いて帰られるんですか」
「ええまぁ」
「轟天呼ばないんですか(ドヤッ)」
「あっ、いや今日は白いコート着てないんで」(ややこしい・・・※遼生心の声)
おっかしくて本当に笑った~、楽しかった~(笑)
アンコールのTIC TACをやりに出てくるのも早かったし、今回は本当に進行が早かったのね。TIC TACが終わっても帰りたくなくて、しつこく拍手してたら出て来てくれて
「ありがとうございます。もう歌いません(キッパリ」
つって「ありがとう!」って引っ込むのも早かった(笑)でもラドンナではお見送りしてくれたし、何公演もやってくれたので満足です。
高槻でのライブは本当に急きょ決まったそうで、東京のLIVEをやる~って決まった時に、偶然高槻のお店のスタッフさんから連絡が来て、それをきっかけにできることになったとか。
そういうのって必然なのかなって思っちゃうわね。スケジュール的には本当に大変だったかと思いますが、おかげでたっぷり楽しめました。本当にありがとう。
高槻での最終公演の最後も、TIC TACが終わっていったん拍手がおさまったあと、また拍手が起きて「えー出て来てくれるのかな」と思ってたら、遼生さんがまた出て来てくれました。
上階まで上がってたのに、わざわざ降りて来てくれて、それまでと同じように「もう歌いません」って言ったんだけど、ラストだから みんな諦めきれなくてしつこい(笑)
「吾郎ちゃんもういないもん」
と言う遼生さんに「ひとりで歌いなよ」と返した方がいて、遼生さんも笑って「ひとりで歌いなよってなんだ」と言いつつ、根負けしたのか
「じゃ見せたことないピアノ見せてあげる」
って!!
うひゃー!!!(大喜)
マイクスタンドを自分で移動してセッティングし、「めっちゃ下手くそですよ」と言いながら「Falling Slowly」をワンコーラスだけ。歌ってくれました!!
すごくすごくステキだった~!!
そして遼生さん、始めるときは「見せてあげる」とか上からの言い方だったのに、終わったら
「すいません、すっごいあの、すいません」
しきりと謝ってた(笑)
お席がたまたま、ピアノ側の最前だった私たちが、どれだけ萌え倒したか想像していただけると思います。
ありがたや(拝)
楽しくて楽しくて たまらない一週間でした。これまでのLIVEももちろん楽しかったけど、今回は特に遼生さんと客席がうんと近く感じられました。
なんかね、遼生さんの方が、こっち(心理的に。ファンの方に)寄ってくれたような気がして、すっごく嬉しく感じられましたよん。
楽しい日々の後には現実が待ってるけど、おかげでこの暑さにも、仕事にも立ち向かえそうですわ!
地方公演ありの舞台のお仕事が予定されているので、次のライブはちょっと先になるでしょうけど、ずっと続けたいと思ってる、という言葉を信じて明日からの日々を過ごしたいと思います。
楽しかった!
コメント
わー!
やっぱり夜の部キャンセル待ち受けたらよかったー!
レポ,ありがとうございます。
曲名とか覚えられなかったので,助かりました♪
(*^▽^*)
>加奈代さん、いらっしゃいませ。
立ち見でもいればよかったのに~!!
って時間の都合もありますもんね。
こちらこそお読みいただき嬉しいです♪
コメントありがとうございます。