さて、島根へ旅行に行った話の続きです。
島根での2日めは、出雲大社と松江城は見たいね、と話していたわたくしたち一家。
あとは旅館についてから仲居さんにオススメされた日御碕(ひのみさき)には行こうか。
他は行けそうなら行くとして、だらーっと回ろう、というほぼノープラン。
旅館の美味しい朝ご飯をいただいて、出かけてきましたよ~。
まずは泊まった松江から地元ローカルの「一畑電車」で出雲大社へ。
旅館から近い「松江しんじ湖温泉駅」から乗り込むよ!
と、思ったら電車が今、行ったばかりで50分ほど待つ事が判明(笑)
朝早く天気もよいという事で、ちょっと穴道湖周りを散歩してこようということになりました。
のんびりと野鳥などを見て和み、改めて駅へ。2両編成の可愛らしい電車に乗り、1時間ほどで出雲大社前駅に到着です。
一畑電車でびっくりしたのは、途中で進行方向が変わったことね。
川登という駅に着いたところ、運転士さんがやおら電車を降り、走って後方の車両に向かうので
「何かトラブル?」
と思ったわたくしたち。ところが運転士さんは後方の車両で運転席に座り、そのまま今までの進行方向とは逆に向かっていくではありませんか!
「え!?来た道を戻るの!?」
と思いちょっと焦りましたが、来た道を戻る訳ではなく、別の方面に向かって走り出したのでありました。
今までにない体験で、面白かったわ(笑)
出雲大社前駅から、出雲大社まではゆっくりと坂を上って行きます。
途中、出雲そばのお店とかぜんざい屋さんとか、めのうの産地ということでパワーストーン屋さんがあったりといい感じの町並み。
ところどころで記念撮影
大きな鳥居をくぐり、長い長い松並木を見ながらしばし歩く。出雲大社は60年に一度の「平成の大遷宮」中ということで、記念の歌舞伎興行などもあり、かなり賑わっておりました。
10月は神無月というけれど、出雲に限っては神々がお集りになるため神在月という、なんて話を聞きながら到着
すげー!
なんというかスピリチュアルな空気を感じて頭がくわーんとするわたくし。今後も様々な方々と、良いご縁が続くよう、お祈りしてきましたわ。
その後お土産などを買い、タクシーで日御碕へ。
日御碕灯台は明治時代に設置された、日本一の高さを誇る灯台とのことで、天気の良い日なら隠岐の島まで見渡せるとか。
残念ながら行った日は曇っていたので、そこまでの見晴らしは望めませんでした。
と、言っても実は私は登ってないんですけどね~高いところ怖いんだもの!
高いところが好きな夫と、息子と夫の母は登って行き、高いところがダメな私と脚がもたない母は地上で待っておりました。
夫が撮った写真には、素晴らしい眺望が
写真で見るのはいいんだけどねー
日御碕灯台の近くには、イザナギノミコト・イザナミノミコトが祀られているという日御碕神社も
私たちは時間の関係で寄りませんでしたが、タクシーの運転士さんが途中で止まって下さって、山間からの眺めを見る事ができました。
なんというか、神々しい美しさ。紅葉の頃にはまた、なんとも言えない眺めだろうなぁ!
日御碕灯台の近くで海鮮丼などをいただき、松江に向かって一畑電車で戻ります。
そして松江城へ行ったのは、もう夕方になろうという頃
門をくぐり結構な階段をえっちらおっちら登って行くと・・・
出た!お城が~!
風格ある日本のお城が目の前に。ここはひとつ、城をバックに「硬派な男に育って欲しい」と侍の名前をつけた、息子の写真を撮らねば
凛々しいぜ息子(笑)
松江城は国内でも数少ない、焼失せずに残っているお城なんだそうですね。実物は写真で見るより、やっぱり煤けてる印象。
でも1611年に完成したお城が、崩されもせず焼けもせず現存しているなんてすごい。
こんなお城を、クレーンもブルドーザーもなかった時代に作り上げたという現実に圧倒されますわ。
中に入って上ることもできます。高い所が怖い私も、5階建てくらいなら大丈夫かなーと思い上りましたが、やっぱり怖かった(笑)
こちらも見晴らしは素晴らしかったです。
島根に行くことになったのは私の間違いからで、正直お宿以外にはあまり興味が無かったんだけど、出雲・松江は見どころも多くとっても素敵でした。また是非行きたい!
次は小泉八雲記念館とか、出雲大社のまわりにある神社も見てまわりたいー。
のどぐろなどのお魚も、しまね和牛も美味しくて大満足だし!
次に行くときも10月がいいな!なんかパワーももらえるし!
という訳で、大変満足できた島根旅行だったのでした~。
コメント