著者の葉石かおり氏は、「おひとりさま向上委員会」の代表であるエッセイスト。
「ゆるキャリ」はこの「あなたが辞めると言ったとき、上司はとめてくれますか?」の中で葉石氏が使っている造語です。
「ゆるキャリ」はゆる~く肩の力を抜いた生き方をしているキャリアウーマンのことだとか。
反対語はもちろん「バリキャリ」ですね。こちらは肩の力入りまくり。
ひとりで生きることを決意しているけど、そんな悲壮な感じじゃなくて。
職場でもしっかりとした存在感をもち、さらに周囲への配慮を忘れることなく、上手に自分のワークライフバランスをとることができるキャリアウーマン。それが「ゆるキャリ」だそうです。
「ゆる」という言葉がついているわりには、なかなかハードル高くありませんかこれ??
さらに「ゆるキャリ10か条」というものがありまして、一例をあげると
・今の仕事が心から好き
・いつでも『女』を忘れない
・仕事の閉店時間がある
・心を許せるパートナーがいる
などなど。
働く女性なら、みんなこういう状態憧れるだろうなぁ。
言葉にして提唱されると、具体的に目指すことができていいのかも。
わたくし的には、啓蒙というより面白本でした。
コメント