「働くオトナは、言語が違うのだ」
と言った上司がいました。
もちろん冗談ですが、今にして思えば大変納得。確かに違う言葉だわこれ。
みーんなヘンな日本語、ヘンな表現なのにほとんど知ってるし、使ってる。笑えてしかたありません。
いちいちツボに入る解説もナイス。
「お世話になっております」
たとえ、俺がお前を世話しているのだと思っていても。
とかね。
「直行直帰」
これは幾多の修羅場をくぐり抜けたオトナ中のオトナしか会得できぬ必殺技であり、新人がマネすると取り返しのつかないことになるから注意。
なんて爆笑じゃないですか?!
それにしても、日本語って本当に直球を嫌う言語です。ビジネスライク、なんて言葉があるかと思えば、この遠ーまわしな表現の羅列、どうでしょう。
でもそれも、いたずらに話をもつれさせようとしているわけじゃなくて、相手に気を使っているからこそ、なんですよね。
ビジネスといってもやはり最後は人同士。気を使うことができるかどうかは、言葉遣いに現われるものであろうとは思います。
でも意味不明な表現もいっぱい、あるけどね。
そういえば若い頃、覚えたてのビジネス用語を使いたくて乱発してたなぁ。と懐かしく、恥ずかしく思い出してみたり。
誰が読んでも面白いけど、やはり社会人は必見。でしょう。
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